CoD:VG Vanguard発売に合わせて、最新化しています!
FPSが上手くならない、でも上手くなりたいあなた!
本FPS上達理論は「頭で理解」することを助けて、あなたの「FPSスキル上達」を徹底的にサポートします!
本記事が最新のバージョン2ですので、FPS上達理論は本記事を参照してください。
本ブログで発信してきた初心者向けのFPS上達のコツを、「FPS上達理論」として読みやすい様に徹底的にまとめました。バージョン2として理論の体系を見直して、より理解しやすく、使いやすくしました。
ゲームタイトルの新発売をきっかけにFPSを始める初心者のみなさんや、もっと上手くなりたい中級者のみなさんやFPS好きのみんなが、いつ読んでも新しい気づきを得たり振り返りができるように、FPSの戦闘理論としてコツを蓄積し、体系立てた理論としてまとめています。
本記事で説明しているのはFPSスキルが上達する「普遍的なコツ」です。説明中では過去のCoD:BO3、CoD:IWの画像なども使っていますが、タイトルごとの流行り廃りはほとんどありません。「立ち回り」を中心に解説しており「頭を使って上手くなる」内容です。いつの時代のFPSでも、このFPS上達理論を読むだけで強くなれます!
(2021/11/6時点 CoD:VG Vanguard発売に合わせて順次更新中です!)
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FPS上達理論の要:FPS上達サイクル
ここにまとめている内容は、すべてFPSの基本です。ゲームタイトル関係とは無関係に、FPSを上手くなりたい皆さんのヒントになると思います。
FPSスキルの総合力を上げるには、下の図の様なサイクルを意識して学習する必要があります。本ブログの「FPS上達理論」では、これを「FPS上達サイクル」と呼ぶことにします。
(FPS上達理論バージョン2に伴い、理論体系を見直しました。)
まず各要素の概要を説明します。 下から上に説明していきます。
FPS基礎知識
土台には「FPS基礎知識」があります。家の基礎と同様に、スキルを支える一番下の土台となるのが「FPS基礎知識」です。
事前準備
勝負は開戦前に始まっています。事前の準備、調査、設定、環境構築などをしっかり行うことで、戦闘で有利に戦えます。
戦闘中
戦闘中のテクニックや立ち回りを意識することで、敵に撃ち勝つことができます。
振り返り
そして大事なことは、振り返る事です。なぜキルできたのか、なぜデスしたのか。振り返る事で、あなたは次の一戦ではもっと強くなっています。
応用・中上級知識
そして上記をすべてできるようになった暁には、中、上級の領域に踏み入れます。これまで初級の極みのFPS上達理論では、応用・中上級知識はまとめていませんでしたが、バージョン2になったことによってこれらもまとめていきます。
FPS上達サイクルの使い方
FPS上達理論バージョン2では、マルチプレイを行うサイクルに合わせて、理論を「FPS上達サイクル」としてまとめ直しました。
実際にマルチプレイを行う時は、準備、戦闘、休憩、とサイクルを回します。これに合わせて理論の情報をまとめているため、困った時に上達理論のどの章を読めば良いのか、すぐにわかる様にしています。
次の章から、順番に説明していきます。FPSスキルの総合力を上達させるためには、まず土台である「FPS基礎知識」を学習した上で、「サイクルをくるくる回しながら繰り返し学習する」と言うことを頭に叩き込みましょう。
上達のコツ1:FPS基礎知識
まず、土台となる「FPS基礎知識」から学びます。
基礎となる知識を肝に銘じた上で他の要素を学習することで、結果的に早く上手くなることができるでしょう。
キルレ1.0は1つの目標だが、こだわり過ぎない事
皆さんキルレートを上げたくてこのサイトを訪れてくださっている方も多いと思います。大事なことなので、良く読んで頂きたいです。
キルレートとは
です。
キルレート(略してキルレ)は一度下がると上げる事は難しいです。それは悪い数字が「累積」されるためです。キルレ0.5のゲームが100回続いた後でキルレ1.0に戻すためには、キルレ1.5の結果を100回出す必要があります。
重要なことは、キルレにこだわるのはほどほどにしてゲームを楽しむということです。イライラしてはダメです。楽しむ事がFPS上達の最短経路です。
また、HardpointやPatrolなどのオブジェクト系ルールでプレイする時は、キルレは一切気にしないことが重要です。キルレではなくスコアで上位に入ること、時間あたりのスコアで高い点が取れることを目指しましょう。
本内容の詳細解説はこちら:早くキルレを上げる為には
上達するために最も重要な要素が「立ち回り」であることを知る
「立ち回り」技術とは頭を使うことです。上手い人はエイム力や反射神経が優れているのですが、上手いか下手かを決めるスキルのうち最もウェイトが大きいものが「立ち回り」です。つまり、あなたが身体的に反射神経が悪くても「立ち回り」を学べば、勝つために必要なスキルの大部分を高めることができるという事です。勝つための要素の5割は「立ち回り」と言えます。操作技術や、強い武器よりも、立ち回りを勉強することが重要です。
立ち回り技術が上達するような練習に取り組めば、早く上手くなれるということです。
本内容の詳細解説はこちら:優先すべき練習とは
「立ち回り」の重要性をもう少し掘り下げて理解する
戦闘中に必要な技術のうち、最も重要な要素が「立ち回り」の知識・スキルです。FPSとは「立ち回り技術」の総合スポーツであると言っても過言ではないです。
立ち回りは、通常のスポーツでも重視される重要な要素です。例えばテニスのダブルス。チームメンバーの位置取りを気にしながら、味方コートに空きスペースができない様に、動き回る必要があります。この動作ができないと、コートの空きスペースに打ち込まれ、すぐに点を取られてしまいます。スポーツでも「立ち回り」が非常に重要です。FPSにおいても如何に立ち回りが重要か、理解できると思います。
本内容の詳細解説はこちら:立ち回りの重要性を改めて考える
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最も重要な心得をシンプルに言うと「本物の戦場だと思うこと」
この点も最初に理解しておくと上達が早いです。本上達理論では、いろんな立ち回りテクニックや、理論を述べていますので、一度にすべてに対応することは困難です。誰でも1つずつ反復練習・意識することで、無意識でできる様になります。
全てに共通する最も重要な心得を1つだけ意識するならば、「本物の戦場だと思うこと」です。戦場であれば、無駄に足音は立てませんし、弾も無駄撃ちしません。敵前にいきなり飛び込んで相撃ち覚悟で撃ち合うなんてこともしませんよね。
マルチプレイをしていると熱くなる人がいますが、これを抑えるためのコツはシンプルに「本物の戦場だと思うこと」です。戦場だと思ってプレイすることで、無駄なデスを避けることができます。
とは言え、ストレスたまるほど本物の戦場だと思うのもダメです。ゲーム・eスポーツですので楽しくプレイしましょう!
本内容の詳細解説はこちら:FPS上達の重要な心得「本物の戦場だと思う事」
全ての立ち回りの基本となる「交戦距離」を理解する
立ち回りの基本として、まず「交戦距離」という概念を理解する必要があります。交戦距離を理解した上で動き回ることで、良い立ち回りができます。言い換えると、交戦距離を理解していなければ、この後に論じる、どの立ち回りを上手くこなしたとしても、十分効果を発揮できないでしょう。
交戦距離とは、「敵と鉢合わせる距離」「敵と撃ち合う距離」の事です。
そして各武器には「得意とする交戦距離」があります。敵に与える瞬間ダメージが最も大きくなる距離です。
ここで言う瞬間ダメージとは、
で算出できます。
仮に銃弾1発の威力が小さかったとしても、弾の連射速度が早ければ、敵に大きなダメージを与え、早く倒すことができます。例えばサブマシンガンがこのタイプの銃器です。
そして、敵を倒すまでの時間を「キルタイム」と呼びます。瞬間ダメージが高い武器は、キルタイムが短くなります。キルタイムが短い武器が「強い武器」です。
CoDシリーズの場合では、各武器の得意な交戦距離は、近い順から一般的に下記のレンジと言えます。
ショットガン | 1m~13m |
---|---|
サブマシンガン | 5m~25m |
アサルトライフル | 20m~35m |
ライトマシンガン | 30m~50m ※ |
スナイパーライフル | 35m~無限遠(どの距離で交戦しても同威力) |
※ライトマシンガンの一部の武器は最大交戦距離が無限遠になっているものもあります。
「得意な交戦距離」から「敵の距離が離れる」程、与えるダメージは小さくなってしまいます。
つまり、自分が持っている武器が得意とする交戦距離を理解して、そのレンジの範囲で敵と撃ち合うのが最も強い、ということになります。
「得意な交戦距離」よりも「近過ぎる状態」で敵と撃ち合うことも良くないです。敵が、より近距離向きの武器を持っていると、鉢合わせの撃ち合いで負けてしまいます。
例えば、あなたはアサルトライフルを持っていたとします。10mの距離でサブマシンガンを持つ敵と鉢合わせると、敵の方が得意な距離で戦うことになりますので、撃ち負けます。25m程度の距離であれば、アサルトライフルとサブマシンガンは互角でしょう。それより遠くなると、アサルトライフルの方が有利です。
自分の武器に適した交戦距離よりも近すぎても、遠すぎても負けます。自分の武器が最も得意な交戦距離で敵と出会う様な立ち回りを意識する必要があります。
と言っても難しいので、シンプルに言うならば、具体的には下記を意識すると良いでしょう。
・ショットガンやサブマシンガンを装備している場合は、建物の通路で戦う。
・アサルトライフルやライトマシンガンを装備している場合は、建物の中には入らず、外で戦う。
初心者のうちは、この立ち回りルールを意識するだけで、不利な交戦距離で敵と鉢合うことを避けることができます。
また、「CoD」であれば「Vanguard」や「WW2」など、第二次大戦などの過去設定のタイトルの方が、特殊武器や技の様な「変わった武器」がない分、交戦距離に基づく強弱の差が大きく顕著に出ます。今作のVanguardでは、これまで以上に交戦距離を意識して立ち回るべきです。
本内容の詳細記事はこちら:
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上達のコツ2:事前準備
次にサイクルの説明に入ります。サイクルの1番目は「事前準備」です。強武器の調査や、キルストリークの選択、ボタン配置設定などもこの章で準備しておきます。
例えば、自分に合った感度設定や、ボタン配置に見なおすことで、技術的な練習をせずとも、操作技術を底上げすることもできます。
自分の操作技術の向上を確認するために、基準となる武器を決める
まずは、自分のキャラクター設定を作っていきましょう。
中距離戦闘が得意な基本となる武器である標準武器(アサルトライフル)を選択して、キャラクターを作りましょう。初心者のうちは、自分のスキルの上達を感じるための基準となるキャラ、設定を作ります。
つまり、しばらくの間は我慢してアサルトライフルを使いましょう、と言う事です。
これにより、後々武器をアサルトライフル以外に持ち替えたときに、新しい武器が自分にとって使いやすい武器なのか、使いにくい武器なのか、感触が分かるようになります。
本内容の詳細記事はこちら:
初心者にオススメの武器 まずはアサルトライフル(AR)を持とう
初心者はアサルトライフル(AR)で基本となる交戦距離、武器特性を体に叩き込むべし
また、初心者・初級者はサイトのアタッチメントを必ず付けるようにしましょう。初心者の方にはレットドットが付いているシンプルなサイト(またはゲームタイトルによっては、アイアンサイトと呼ばれるもの。とにかく最初に使える様になるやつ)がお勧めです。しばらく同じサイトを使い続けて、同じ見え方に慣れて、見えやすい、見えにくいを判断するための自分基準を作ることが重要です。
本内容の詳細記事はこちら:
【武器】アタッチメントにレッドドットサイトを付けて「自分基準」を作る
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事前の情報収集:マップを覚える
次にマップです。マップを覚える事は、初心者が頭を使って、ちょっと努力さえすれば確実に上達できる方法の1つです。
マップを覚えると、
「敵がよく潜んでいる場所がわかる」
「敵と出会う場所がわかる」
「撃ち合いの時に強ポジションを取れる」
といったメリットがあります。マップを覚えると、敵を待ち伏せできる場所を覚え、有利な状態で敵と交戦できるようになります。
さらに高度な技術としては、
「敵の裏をとることができる」
というメリットも出てきます。裏をとるとは、敵の背後に回り込んで、背後から敵を倒す技術です。裏をとる立ち回り技術を身につければ、複数の敵をまとめて背後から倒すことも可能になります。(ここでは、裏取りの詳細な解説は一旦置いておきましょう。 )
マップを覚えるまではとにかく突っ込まない事。そして2回に1回のデスごとに、味方の後についていく、という立ち回りをやってみると良いでしょう。テンションが上がってくると、バンバン前に出てしまいがちですが、そこはグッと我慢。
味方の後についていくと、自分がこれまで通った事のない動線で前線に上がってくれたりしますので、マップの新しいルートを覚えるなど、良い気づきを得る事ができますよ。
慣れていないならマップパックは購入しない
最近のCoDはマップパックは別売りではなくなりましたが、追加マップをお金を払って買う様なFPSタイトルの場合は要検討の項目です。
マップパックがリリースされ、購入すれば新しいマップが入手できますが、最初からプレイできるマップにまだ慣れていない方は、新マップパックの購入はちょっと待つというのも、戦略の一つです。マップを完璧に覚えるのは無理ですが、その時点でプレイできるマップを「大体わかったな」と自覚してから、追加のマップパックを購入した方が良いです。
本内容の詳細記事はこちら:マップを覚える
事前の情報収集:強武器を調査する
実際の戦争と同様に、戦闘開始前に情報戦が始まっています。FPSの総合力を上げて勝負に勝ちたければ、事前の情報収集を怠ってはいけません。
まず、プレイ前に強い武器を調査することが非常に重要です。強い武器のことを「強武器(きょうぶき)」と呼びます。
Googleで「CoD:VG」「CoD:Vanguard」などのゲームタイトルと、「強武器」「強い武器」で検索し、検索結果に表示された強武器を装備します。
大根 vs 刀 であれば当然刀の方が強いですよね。それと同様に、武器には相対的に「強いもの」「弱いもの」が存在します。もちろん、できるだけ強い武器を持つべきです。大根ではなく刀を持てと言うことです。
強武器を調査・解説している記事は本ブログ以外にも沢山あるので、インターネットで検索してみましょう。
強武器と言われているものから、自分が使いやすいものを選んでいくと、勝てる可能性が上がります。初心者の方は、最初は癖が少なく使いやすいアサルトライフルの強武器を選択すると良いです。
重要な事は、強武器はタイトル発売後のままではなく、パッチが当たると共に強武器はどんどん変わっていくということです。ゲームバランスを壊すような強過ぎる武器が存在した場合、ゲームバランスはパッチで修正され、強武器が弱武器に変わります。強武器はパッチの度に変わる為、調査は定期的に行う必要があります。
交戦距離別感度設定
そして初心者の時に皆さんが必ず悩むのが「感度設定」です。
上手いYoutuberが高感度でプレイしていることもあり、感度設定は高い方が有利だと考えてしまいがちです。本FPS上達論では、必ずしも高い感度設定が良いとは言いません。特に、初心者や、キルレが2.0以下の中級者は本上達理論が提唱する「交戦距離別感度設定」を検討すべきです。
交戦距離別感度設定とは、下記の様な考え方です。
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上達のコツ3:戦闘中
この章では、戦闘中に使う知識を書いていきます。つまり、戦闘中に思い出しながらプレイしなければいけないことが書いてあると思って下さい。
強ポジションを知り、強ポジションに位置取る
マップごとに「強ポジション」「強ポジ」と呼ばれる、優位な状態で戦闘できる場所が存在します。
具体的には以下の様な場所です。
-
自分の体が敵から見て物に隠れる場所
-
敵が現れる瞬間をを安全に狙い待てる場所
例えばこのような場所が強ポジです。自分の体は下半身がドラム缶に隠れています。また、敵が現れる箇所が前方下の通路穴か、前方右上の角から出てくるだろうと、ほぼ特定できます。(裏を取られたら話は別です)
強ポジを知った上で、うまく使いながら交戦することが敵に撃ち勝つコツとなります。
強ポジを知るには、味方についていく
最初は、どこが強ポジなのかわかりませんよね。強ポジを知るには、強い味方(ゲーム終了時のスコアで上位に居る味方)についていくと良いでしょう。パーティの全員が上手い人とは限りませんので、前の試合の上位チームメイトの名前を確認しておき、次の試合でその人について行くと良いです。
もし上手い人の見分けがつかなければ、誰でもいいので何回かスタート直後についていけばいいです。
強ポジの知識を少しずつ増やしていきましょう。
本内容の詳細記事はこちら:強ポジを知る
初心者のうちは芋っても良い
「芋」とは、一ヵ所に留まり、敵が現れる場所に継続的にエイム(銃口を向けて狙う)して待つ行為です。Camperとも言います。一般的には嫌がられます。
ただし、初心者のうちは芋っても良いです。芋行為は初心者にとって「慎重に敵を狙い撃つ」という動作を反復することで、重要なトレーニングになります。まずは芋ることができる場所を覚えましょう。
本内容の詳細記事はこちら:
芋の次のステップは移動・停止を繰り返しながら強ポジを位置取る事
芋を理解してできる様になったら、次は移動・停止を繰り返しながら、強ポジションをうまく使って移動するスキルを身につけましょう。
まず、強ポジションに芋り、二人程度倒します。次の芋りポジションに移動して二人程度倒す。これを繰り返します。
これができるようになれば、もう芋とは呼びません。隠れながら敵を倒す立ち回りです。待ち伏せているだけです。
このように芋は立ち回り技術を習得する重要な要素ですので、初心者のうちは周りの声は気にせずに芋り、強ポジションを位置取りましょう。
さらに上のレベルでは敵の動きの「先を読む」ことで、より高度な立ち回りも実現できます。
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直線は走り、曲がり角はエイムで警戒しながら進む
「強ポジ」と「強ポジ」の間を移動する時、直線は走り速やかに移動しましょう。曲がり角の手前で走るのを止めて歩きましょう。この時重要なのは、エイムして銃を構えた状態で角を曲がるということです。こうすることで、敵が急に現れても撃ち勝つことができます。
本内容の詳細記事はこちら:
マップを見るコツをつかめば敵の居場所がわかる
マップを見れば、味方の位置だけでなく、敵の位置がわかります。画面左上のマップの情報から敵の位置を予想することができます。コツは2つあります。
- 味方の位置を見る。味方がいないところに敵がいる可能性が高い。
- 味方の向きを見る。味方の進軍方向を把握する。これまで進んできた方向には敵はいない。
練習してみましょう。どこに敵がいるでしょうか。
少し空けて、下に答えを書いています。
答えはこちら。空きスペースに敵がいると思いましょう。この様な場所に移動する場合は、警戒してエイムしながら近づく、といった対応を取ります。
下記のリンク先には他の問題集も置いています。
本内容の詳細記事はこちら:マップの把握トレーニング
画面の情報から周囲の状況を判断する
頭に入れておかなければ使えないのですが、知っていると大変有益な重要な情報が画面中には含まれています。
この画面からあなたは何を読み取りますか。
少し空けて、下に答えを書いています。
正解はこちら。ドクロマークから、敵の存在を読み取ることができます。
また、味方の死体が転がっている場所にも敵が潜んでいる可能性が高いでしょう。
本内容の詳細記事はこちら:画面の情報を見落とすな
窓から敵を狙う時の立ち回り
柱や物陰に隠れながら敵と撃ち時の基本動作です。
窓や柱に隠れながら交戦するシーンがありますよね。この時のコツは、「同じ窓から連続して顔を出さない」こと。
敵が予測できない動きをするのがコツです。敵の裏をかくということです。窓や柱から頭を出すときの簡単なコツを知ってるだけで、やられる確率が全然違います。
関連記事はこちら:窓から顔を出す時にコレを知っていれば、全然やられる確率が違う
腰だめ撃ちとは何か。腰だめ撃ちの使い方。
腰だめ撃ちがわからない初心者は多いです。腰だめ撃ちとは、エイムせずに撃つことです。
エイムしてから撃つよりも、腰溜めの方が撃ち始めるまでの時間が早いので、とっさに敵に出会ったときに上手く使うと敵を倒せます。エイムしてから撃っていると、その間にやられてしまいます。
ただし、腰だめ撃ちは弾がばらつきます。腰だめ撃ちをしながら、エイム撃ちに速やかに移行する操作をしましょう。具体的な操作としては、エイム(Lボタン)と発砲(Rボタン)を同時に押す感じです。
本内容の詳細記事はこちら:
高所は理論的には有利な強ポジションである
マップによっては、高所、低所で撃ち合う事があると思いますが、高所が理論的に明らかに有利です。理由は敵から見える自身の体の面積が小さくなるためです。
初心者の方は高所を取る(高所に陣取る)ことを意識しましょう。
本内容の詳細記事はこちら:高所からの攻撃
狙うべきは敵兵だけではない。
FPSマルチプレイは、チーム戦が基本です。狙うべきは敵の兵士だけではありません。航空機、地面の地雷などもきちんと攻撃し、チーム全体の戦力を上げていきましょう。
初心者は航空機を打ち落とすことでチームに貢献できるし、自身もスコアストリークポイントを効率的に稼ぐことができます。
初心者は、サブウェポンにはランチャーを装備しましょう。
本内容の詳細記事はこちら:敵兵以外への攻撃
初心者がやってしまいがちな立ち回り「ベからず集」
初心者、初級者の方は、下記の様な行動、立ち回りをやってしまいます。自分がやっていないか、よく考えてみましょう。
・無意味に音を立てるな
・グレネードをテキトーに投げるな
・人の前にわざわざ出て銃を構えるな
・突っ立って敵が出てくるのを待つな
・やたらとスナイパーをやりたがるな
・下に銃口(照準)を向けて走るな
・景色を立ち止まって見て感動するな
・いつも同じ道を走るな
・前を行く味方が狙撃されたら、その道は絶対に進むな
・スナイパーと撃ち合って隠れたら、もう顔を出すな
どうですか、思い当たる節はありませんか?
関連記事はこちら:
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上達のコツ4:振り返り
振り返りを怠ってはいけません。振り返り、「次はこうしよう」と考えることで、上達していくのです。振り返りをしなければ、ただの「やられ損」です。必ず振り返りをする癖をつけましょう。
やられても落ち着いてキルカメラを見て、デスの原因を考えること
ゲームでやられた時にイラっとしてませんか?イラっとすると、デスの連鎖を生みます。
デスした時に、そのシーンを敵目線で再生する「キルカメラ」が流れます。早く次のプレイをしたいし、スキップしてしまいがちですが、初級のうちは絶対にキルカメラをスキップせずに確認し、なぜ失敗したのかを「考え」ましょう。
本内容の詳細解説はこちら:やられても落ち着いてキルカメラを見ること
調子の悪い日は誰にでもある、そんな日は少し立ち止まってみる
人は調子の良い日、悪い日、どちらもあります。調子が悪い日には、いつもよりもちょっとだけ落ち着いて、立ち止まって考えてみることで、余計なデスを避けることができます。
例えば、下記をいつもと変えてみましょう。
・サイト(スコープ)を変えてみる
・走るのを一切止めて、常に歩く
頭で理解して落ち着いて、気持ちをちょっと切り替えるだけで、スランプから脱出できることは良くあります。繰り返し実行して、気持ちを切り替えるテクニックを身につける事で、そもそもスランプに陥らない体質(陥っても一瞬で脱出できる)を築くことができます。
本内容の詳細解説はこちら:いつもと比べてやたらとやられる調子の悪いときの対策
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もう一度、事前準備
さて、ここでもう一度、事前準備について確認しましょう。
事前準備にも最初から取り組んだ方が良いもの(前の章で書いた内容)と、少しプレイしてみて、自分がFPSを続けたいと思ってから取り組んだ方が良いもの(この章で書いている内容)があります。この章では「よし、FPSを続けよう」「FPS面白い!」とちょっとでも思った人向けに書いています。
良いゲーミングデバイスを導入する
戦闘中の情報”収集”を手助けするのがデバイスです。デバイスとは、例えばゲーミングディスプレイやゲーミングヘッドセットなどの事です。デバイスが、あなたのFPS総合力をより強固なものにできます。
FPSに適したデバイスを使うことで、操作技術やゲーム中の目や耳からの情報収集能力を底上げします。これにより、有利に戦闘を進めることができます。
FPSは、目と耳で状況を瞬時に判断して、敵に打ち勝つゲームです。目だけから入る情報だけでなく、耳から入る情報も戦闘の状況判断をするために非常に重要な要素です。
例えば、敵の足音を聞くことで、壁の向こうに敵がいることがわかります。
自分が部屋の二階にこもっているときに、階段を上ってくる敵の足音が聞こえたりします。敵が現れる前に振り返って、銃口を構えることもできます。
さらに、目と耳に情報をインプットするデバイスを良いものに交換することで、あなたの目と耳の能力を底上げすることができます。
この上達論では、デバイスの中でも最も重要な3つの物を「3種の神器」としています。FPSをプレイするならば、早い段階で3種の神器をそろえることを強く推奨します。
理由は、初心者であればキルレの低下を最小限にすることができるためです。もちろん中級以上であれば、さらに上のキルレを狙ったり、無双して楽しくプレイできるためです。
神器1:ゲーミングヘッドセット
ゲーミングヘッドセットによりあなたの耳の能力の底上げができます。
ゲーミングヘッドセットは、敵の足音や銃声が良く聞こえるようなチューニングが施されています。
「FPSは音ゲーだ」とも言われていて、音から敵の動きを判断することで、有利な立ち回りができるようになります。例えば、後ろから敵が近づく足音が聞こえることで、いきなり振り返って背後の敵を撃つことができます。また、壁の向こうを歩いている敵の足音が聞こえることで、敵が曲がり角を曲がってくる前に、銃を構えておくことができます。
本内容の詳細解説はこちら:
神器2:ゲーミングディスプレイ
ゲーミングディスプレイを導入することで、あなたの目の能力の底上げが実現できます。
ゲーミングディスプレイには画面表示速度の遅延が最小限に抑えられています。簡単に言うと通常のディスプレイを使用している人よりも、あなたのディスプレイに早く情報が表示されます。早く情報が表示されると、ゲーム中あなただけ早く動けるようになります。
また、画面描画もFPSに最適かされた表示がされているため、ゲーミングディスプレイを使う事で、これまで見えなかった遠くの敵などが見えるようになります。
本内容の詳細解説はこちら:
【便利グッズ】FPSに最強!コストは最適!おすすめゲーミングディスプレイ!
神器3:アナログミキサー
アナログミキサーを使って、戦闘中にスカイプでパーティフレンドと会話、情報交換することで、チーム力を底上げします。会話(分隊無線)の品質を上げたいのであれば、アナログミキサーが推奨です。
本内容の詳細解説はこちら:
【便利グッズ】ミキサー編:プレステ4(PS4)とスカイプ(Skype)の音を同時にゲーミングヘッドセットで聞く
ちなみに「神器」ではなく、安くスカイプによるFPSワイワイ環境を作りたいのであれば、こちらがおすすめ。コストのかからない入門デバイスです。
【便利グッズ】プレステ4(PS4)とスカイプ(Skype)の音を同時にゲーミングヘッドセットで聞く
ここまで論じたように、FPS上達ハウスの基礎、柱、梁を構成する情報を頭と体に叩き込むことで、あなたのFPS総合力を上達させることができます。まずは頭で理解して、考えながら体(指)を動かしていきましょう。
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上達のコツ5:応用・中上級知識
こちら中・上級知識は順次拡充していきます。
芋を極めし伏兵になる
芋を極めれば伏兵になれます。敵の動きを予想して待ち伏せすることで、効果的に敵をキルすることができます。これは芋ではありません。
本内容の詳細記事はこちら:「芋」を極めし者は「伏兵」となる
戦闘中の情報”共有”
次の情報の柱は「戦闘中の情報”共有”」です。戦闘中の情報共有とは、パーティメンバーとの情報共有の事です。
自分がやられてしまったときに、味方に「xxに敵がいるよ、気を付けて!」とか、「xxにスナイパー潜んでる!」と声をかけることができれば、パーティの総合力は上がりますよね。リアルな戦争・戦闘でも情報共有は極めて重要です。無線機器を破壊することは重要ミッションとなります。なぜなら、情報を遮断することで、敵の能力がガタ落ちするからです。言い換えると、戦闘中の情報共有が極めて重要だということです。FPSでも同様にパーティとのリアルタイムの情報共有が重要と知って下さい。
フレンドとパーティを組んでいる場合や、オープンチャットで状況をしっかりとパーティに共有しましょう。Skypeを使って分隊無線を構築すると、パーティの総合力が上がります。
本上達理論では、ミキサーを使用した高品質な分隊無線(Skype通話)を構築することを推奨しています。
ただし、最初は音声混合ケーブルを使用して、安く分隊無線を構築する方法でも十分です。
本内容の詳細解説はこちら:
さいごに
FPSは決してテクニックや反射神経で勝負する世界ではありません。頭脳戦、情報戦、事前準備が、勝負を決める要素の大部分を占めています。
本FPS上達理論が初心者、初級者に限らず、中・上級者皆さんのFPSの総合力向上に少しでもお役に立てれば幸いです。