今日は初心者におすすめのコントローラーのボタン配置を紹介するよー。と言っても、実際はおすすめの対象者は初心者だけでなく、中級者、ベテラン上級者にもおすすめです!読んでもらえればわかると思うよ。CoDシリーズを対象に書いているけど、他のゲームでも同じ考え方で設定すれば効果アリです。
それではさっそく説明に入りましょう。
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おすすめのボタン配置設定はこれ
サクサク行きましょう。設定を変えるのはここです。
やりたい設定変更はコレです。
・R1ボタンとR2ボタンを入れ替える
・L1ボタンとL2ボタンを入れ替える
この設定変更によって、
・武器を発射 「R2」→ 「R1」
・エイム 「L2」 → 「L1」
となります。
設定変更の方法。CoD:BO3の場合。
なぜこの設定がいいのかを説明する前に、先に設定変更の方法を紹介しちゃいましょう。
CoD:BO3の場合、設定変更は以下の手順で実施しますよ。
・メニューでコントローラーの「Option」ボタンを押す
・(ロビーの場合)R1を4回押して、「オプション」を選択
・「操作方法」を選択
・下から二番目の「ボタン配置」を選択
・「L1/R1およびL2/R2」の設定で「反転」を選択
これによって、さっき説明したボタン配置になるよ。
この設定変更がおすすめの理由。それは、アナログボタンの「あそび」がなくなるから。
さてここからが今日の本題です。なぜこの設定が良いのかを説明します。
この設定にすると、「アナログボタンの”あそび”」がなくなります。
これによって、あなた自身の指の操作の遅れを最小化できるのです。
あなた自身の指の操作の速度が明らかに早くなります。
アナログボタンの「あそび」とは。
デフォルト設定では、エイム、銃撃のどちらもL2、R2ボタンに割り当てられていますよね。この2つのボタンは「アナログボタン」です。押し込むと、可動範囲に”あそび”があります。
ここからはお絵かきで説明するのですが、ヘタクソなので、まずは写真を見てイメージを脳裏に焼き付けてください(笑)
この写真はコントローラーを真横から見た写真です。
頭に焼き付けましたか?この写真を見た後であれば、私の書いたヘタクソな絵が理解できると思います(笑)。さっきの写真のR1ボタン、R2ボタンの部分の拡大図ですよ。
ほら、これ。
ね、先に写真を見ておいてよかったでしょ(笑)
アナログボタン「R2」と「L2」のあそびは約8mmもある
このボタンを押す場合は「約8mmほどの距離」だけボタンを押し込まなければいけません。
8mmほどボタンを押し込んで初めてのボタンのスイッチが「オン」になります。「オン」になって初めて、「エイム」や「銃撃」をコントローラーが認識します。このボタンの「あそび」があなた自身の動作の遅れとなっています!
「ボタンの”あそび”なんてたった8mmでしょ?小さいから影響ないよ!」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか・・・。
アナログボタンの「あそび」でどれだけ悪影響があるか検証してみた
検証してみたよ。
まずは指がボタンを押すときの最速の速さを見てみましょう。
参考にしたのはおなじみ知恵袋。
デコピン最速ですね(笑)。デコピンの速度は
「普通に指をはじいて時速20キロくらい」
だそうです。
実際に、R2ボタンを押す速さはもっと遅いと思いますが、ここでは時速20kmとしましょう。(時速20kmと身体能力を過大評価した方が、「あそび」の悪影響は小さく見積もれるはずですので、実際の悪影響はもっと大きいことになります。)
算数嫌いな人はズズィッっと読み飛ばしてください(笑)。
また、距離も8mmですが、計算をわかりやすくするために 10mmとします。
距離:10mm (実際には約8mm)
速さ:時速20km (実際にはもっと遅いはず)
この時のスイッチオンまでの「時間」はいくつでしょうか?小学校の算数の問題ですね(笑)。
時間を出す公式は、
距離 ÷ 速さ = (そこまでにかかる)時間
でしたね。
距離は 10mm です。
速さは 時速20km = 時速20,000m = 時速 20,000,000mm です。
先ほどの公式に当てはめると、
10mm ÷ 時速 20,000,000mm = 0.0000005 時間
時速なので、計算結果の単位は「時間」になります。
次に、計算結果の単位を「時間」から「ミリ秒」に直してみましょう。
0.0000005 時間 = 0.00003 分 = 0.0018 秒 = 1.8 ミリ秒
なんと、アナログボタンの「あそび」による遅延は1.8ミリ秒もあるじゃないですか!
私も実際に計算したときは驚きましたよ。
FPSの世界の1.8ミリ秒の遅れはものすごい差が出ますよ!
だって、1.8ミリ秒、っていう時間単位は、ゲーミングディスプレイや、ゲーミングマウスで頑張って遅延を最小化して稼ぐ時間と同じレベルのものなんですよ。
一般的ディスプレイの描画遅延5ミリ秒を、ゲーミングディスプレイを買って、1ミリ秒とか2ミリ秒に頑張って縮める世界ですからね!
私も今回計算するまで、アナログボタンの「あそび」による遅延なんて、0.0000x ミリ秒とか、誤差の範囲かと思ってましたよ。実際には大きな悪影響がある、ということがわかりました。
さぁ、みんな、コントローラーの設定変更をしよう!
ディスプレイ買う前にまずはコントローラーの設定を変えろ!ってことです。この方がゼロ円でFPSにいい環境をゲットできますからね。
この設定変更は初心者だけではなく、中級者、ベテラン上級者の方にもおすすめです!
(ただし、最近のFPSではこの設定変更ができないゲームもあるので注意ね。)
それでは!
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